暦で古の先人達を想う|【立春】

暦で古の先人達を想う|【立春】

2023

二十四節気:立春(りっしゅん:2月4日~2月18日頃)

暦の上では、この日から春で、1年が始まります。
旧暦の正月節に当ります。

立春は冬と春の分かれる節目の日である「節分」の翌日で、
「寒さが明けて春に入る日」いわば春の初日です。

七十二候

・初候:東風解凍(はるかぜこおりをとく:2月4日~2月8日頃)

春の風が川や湖の氷を解かし始める頃。

 

・次候:黄鶯睍睆(こうおうけんかんす:2月9日~2月13日頃)

山里で鴬(うぐいす)が鳴き始める頃。

 

・末候:魚上氷(うおこおりをいずる:2月14日~2月18日頃)

水がぬるみ、割れた氷の間から魚が飛び跳ねる頃。

 

この時期の行事など。

・「立春大吉」

「立春大吉」で厄祓い
立春の早朝、禅寺では厄除けのために門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があります。
この文字は、縦書きすると左右対称になり一年間災難にあわないと言うおまじないになる様です。

春一番

立春から春分の間に初めて吹く南寄りの強風を「春一番」と呼びます。
(地域によってそれぞれの呼び方もあるようです。)
気象庁では、風速8m以上の風が吹き、前日より気温が上がった時に春一番を発表しています。
もともとは、漁師が使っていた風を表すことばの1つで、竜巻などの突風を伴うため警戒していた様です。

この時期の旬のもの。(食べ物・花・など)

・蕗の薹(ふきのとう)
・たらの芽
・菜の花
・さやえんどう
・明日葉(あしたば)
・白魚(しらうお)
・鰊/鯡(にしん)
・数の子(かずのこ)
・岩魚(いわな)

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