二十四節気
旧暦で季節を表すために用いる言葉で、一年を四季毎に六等分して季節を決めた暦。
春:2月~4月
立春 (りっしゅん):寒さも峠を越え、春の気配が感じられる。 雨水(うすい):陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる。 啓蟄 (けいちつ):冬ごもりしていた地中の虫がはい出てくる。 春分 (しゅんぶん):太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる。 清明 (せいめい):すべてのものが生き生きとして、清らかに見える。 穀雨 (こくう):穀物をうるおす春雨が降る。
夏:5月~7月
立夏 (りっか):夏の気配が感じられる。 小満 (しょうまん):すべてのものがしだいにのびて天地に満ち始める。 芒種 (ぼうしゅ):稲などの(芒のある)穀物を植える。 夏至 (げし):昼の長さが最も長くなる。 小暑 (しょうしょ):暑気に入り梅雨のあける頃。 大暑 (たいしょ):夏の暑さがもっとも極まる頃。
秋:8月~10月
立秋 (りっしゅう):秋の気配が感じられる。 処暑 (しょしょ):暑さがおさまる頃。 白露 (はくろ):しらつゆが草に宿る。 秋分 (しゅうぶん):秋の彼岸の中日、昼夜がほぼ等しくなる。 寒露 (かんろ):秋が深まり野草に冷たい露がむすぶ。 霜降 (そうこう):霜が降りる頃。
冬:11月~1月
立冬 (りっとう):冬の気配が感じられる。 小雪 (しょうせつ):寒くなって雨が雪になる。 大雪 (たいせつ):雪がいよいよ降りつもってくる。 冬至 (とうじ):昼が一年中で一番短くなる。 小寒 (しょうかん):寒の入りで、寒気がましてくる。 大寒 (だいかん):冷気が極まって、最も寒さがつのる。