暦で古の先人達を想うブログ|【秋分】

暦で古の先人達を想うブログ|【秋分】

暦(2019年)

暦は季節の移り変わりを1年単位の周期でとらえ、月・週などの単位で体系づけたカレンダーです。 旬な物や農業・漁業、俳句や書画、運勢占い等が密接に関わり、古の先人達の生活・人生を学び想い馳せる事が出来ます。
暦を知り生活向上の為に役立つブログにしていきたいと思います。

二十四節気(にじゅうしせっき)

一年を四季毎に六等分して季節を決めた暦。

立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑
・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒

七十二候(しちじゅうにこう)

二十四節気をさらに約5日毎に分割。季節の変化をさらにきめ細かくとらえて農事に生かした。

立春:東風解凍・黄鶯睍睆・魚上氷、雨水:土脉潤起・霞始靆・草木萌動、啓蟄:蟄虫啓戸・桃始笑・菜虫化蝶、春分:雀始巣・桜始開・雷乃発声、清明:玄鳥至・鴻雁北・虹始見、穀雨:葭始生・霜止出苗・牡丹華、
立夏:鼃始鳴・蚯蚓出・竹笋生、小満:蚕起食桑・紅花栄・麦秋至、芒種:蟷螂生・腐草為蛍・梅子黄、夏至:乃東枯・菖蒲華・半夏生、小暑:温風至・蓮始開・鷹乃学習、大暑:桐始結花・土潤溽暑・大雨時行、
立秋:涼風至・寒蝉鳴・蒙霧升降、処暑:綿柎開・天地始粛・禾乃登、白露:草露白・鶺鴒鳴・玄鳥去、秋分:雷乃収声・蟄虫坏戸・水始涸寒露:鴻雁来・菊花開・蟋蟀在戸、霜降:霜始降・霎時施・楓蔦黄、
立冬:山茶始開・地始凍・金盞香、小雪:虹蔵不見・朔風払葉・橘始黄、大雪:閉塞成冬・熊蟄穴・鱖魚群、冬至:乃東生・麋角解・雪下出麦、小寒:芹乃栄・水泉動・雉始雊、大寒:欵冬華・水沢腹堅・雞始乳。

 

 

秋分(しゅうぶん:二十四節気:9月22日~10月7日頃)

春分と同じく昼夜の時間がほぼ同じになる時期で、秋のお彼岸となります。
ご先祖を敬い、亡くなった人の御霊を偲ぶ日となります。

七十二候

雷乃収声 (かみなりすなわちこえをおさむ)初候:9月22日~9月27日頃

雷が鳴らなくなる頃。

 

蟄虫坏戸 (むしかくれてとをふさぐ)次候:9月28日~10月2日頃

虫が巣ごもりの支度をする頃。

 

水始涸 (みずはじめてかるる)末候:10月3日~10月7日頃

田んぼから水を抜いて稲刈りをする頃。

この時期の行事など。

・お彼岸(秋彼岸)

今年の秋分の日は9月23日となりますので、
その前後の3日を合わせた7日間がお彼岸となります。

9月20日:彼岸入り
9月23日:彼岸の中日(秋分の日・祝日)
9月26日:彼岸明け

お彼岸の中日である「秋分の日」は国民の祝日です。祝日法によると、
秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日」となっています。

ちなみに「春分の日」は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」となっております。

また、仏教では、「彼岸(ひがん)」は、生死の海を渡って到達する悟りの世界。
その反対側を「此岸(しがん)」といい、私達がいる迷いや煩悩に満ちた世界。

と別れているそうです。

そして、彼岸は西に、此岸は東に有るとされており、
太陽が真東から昇って真西に沈む秋分と春分は、

彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、
この頃に先祖供養をするようになったといわれている様です。

尚、彼岸は他の仏教国にはない日本だけの行事ともいわれているそうです。

この時期の旬のもの。(食べ物・花・など)

・松茸
・花梨(かりん)
・鯖(さば)
・おはぎ

・金木犀(きんもくせい)
・彼岸花 など



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