2023
二十四節気:立冬(りっとう:11月8日~11月21日頃)
冬の季節に入る最初の節気、
日差しも弱くなり、冬の気配が増し、朝晩は冷え込み、大地が凍り始める頃となります。
七十二候
初候:山茶始めて開く(つばきはじめてひらく:11月8日~11月12日頃)
「つばき」とありますが、山茶花(さざんか)が咲き始める頃。
次候:地始めて凍る(ちはじめてこおる:11月13日~11月17日頃)
大地が凍り始める頃。
末候:金盞香し(きんせんこうばし:11月18日~11月21日頃)
水仙の花が咲き始め上品な香りが漂う頃。
この時期の行事など。
七五三(11月15日)
満年齢(又は数え年)で、男の子は3歳・5歳、女の子は3歳・7歳の時に、各地の神社へお参りへ行きます。
千歳飴は親が子供の長寿を願っている事から長くなっております。
*数え年とは、
年齢の表現方法の一種で、生まれてから関わった暦年の個数で年齢を表す方法です。
(生まれた年を「1歳」とする数え方)以後元日が来るごとに1歳を加算します。
*満年齢は、生まれた時点の年齢を0歳とし、以後誕生日の前日24時に1歳を加算します。
現在七五三では地域等によって違ったりしている様(あるいは混載して利用)ですが、
明治以前は数え年を使用していた様です。
法律的には、1950年施行の「年齢のとなえ方に関する法律」で、国民には満年齢によって年齢を表すことを改めて推奨し、国・地方公共団体の機関に対しては満年齢の使用を義務付け、数え年を用いる場合は明示することを義務付けたとあります。
国民に「改めて」推奨したとありますが、遡る事1902年に「年齢計算ニ関スル法律」にて満年齢に一本化されることとなりますが、一般には数え年が使われ続けたことから、1950年施行の法律の流れとなります。
因みに同法制定の理由は次の4点の様です。
1.「若返る」ことで日本人の気持ちを明るくさせる効果。
2.正確な出生届の促進。
3.国際性向上。
4.配給における不合理の解消。
この時期の旬のもの。(食べ物・花・など)
・林檎
・銀杏
・蓮根
・牡蠣 など。