暦で古の先人達を想う|【立秋】

暦で古の先人達を想う|【立秋】

2023

二十四節気:立秋(りっしゅう:8月8日~8月22日頃)

秋の始まりを意味します。
まだ残暑が厳しい時期ですが、暦上では秋に入り、
お盆明け頃には少しずつ秋の気配が感じられます。

立秋を境に季節の挨拶は「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に変わります。

 

七十二候

・初候:涼風至る(りょうふういたる:8月8日~8月12日頃)

涼しい風が吹き始め、この頃から秋の気配を感じ始める頃。

 

・次候:寒蝉鳴く(ひぐらしなく:8月13日~8月17日頃)

ヒグラシが鳴き始め、そろそろ夏の終わりを感じ始める頃。

 

・末候:蒙霧升降す(のうむしょうこうす:8月18日~8月22日頃)

霧がたちこめる頃。

 

●この時期の行事など。

・山の日(2023年8月11日)

山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日。

 

・お盆(盂蘭盆会:うらぼんえ)

釈迦の弟子の目連が、亡き母が餓鬼道(がきどう)に落ちて苦しんでいるのを知ります。
釈迦は、夏安居(げあんご)の終わりの日にあたる7月15日に、
修行を終えた僧侶たちにごちそうを振る舞い供養するよう教えます。

その教えに従った所、母親は無事に成仏できたといわれています。
これが盂蘭盆会の由来となったそうです。

 

●この時期の旬のもの。(食べ物・花・など)

・トウモロコシ
・枝豆
・スイカ
・にんにく
・ひまわり
・つゆくさ など

 

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